埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会 会報 JUNO 176号
2024年(令和6年)8月10日 埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会 発行 ☆さいたま市大宮区高鼻町4-219
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「想い出の一枚」 2007年、初めての海外旅行で印象に残ったインスブルックの街です。佇まいや規模は全く違いますが、街の周りはアルプスなど高い山に囲まれ大きな川が流れており、私のふるさと南信州飯田市と環境が似ているからです。それに人口14万人弱の小さな都市で、戦後、冬季オリンピックを2度も開催しておりすごい事だと思います。ここは又訪れてゆっくり歩きたいと思っております。【会員 橋場友泰(上尾市)】

[ 記事・写真を募集しています。]


◆会からのお知らせ◆◆

会報の発行について

2024年4月から「Web会報」とし、会員宛てに送信する「Eメール方式」によるデジタル会報を2か月に一度のペースでお送りしています。●博物館からの寄稿や会員の皆様からの投稿は「Web会報」でも変わらず掲載できます。分量に縛られず、写真なども綺麗に掲載できますので、ぜひお寄せください。●毎年、12月と翌年2月には会費の「振替払込用紙」と新年度の「会員証」の送付がありますので、会報を印刷し、郵送による発送を行います。●定期的な会報とは別に、これまでお送りしていましたEメール形式でのお知らせは今後も必要に応じてすべての会員宛てに継続させていただきます。この会からのEメールに対しては直接の返信はとどきませんので、ホームぺージなどに記載してある<友の会への連絡フォーム>でご連絡ください。
●【注意】Web会報や会報連絡Eメールが届かない、あるいは不都合がある方は<友の会への連絡フォーム>でご連絡ください。

博物館ロビーの友の会「受付」について

2024年1月より博物館ロビーでの「友の会受付業務」を再開しています。原則として毎週日曜日だけになります。

友の会への連絡は「指定のフォーム」でお願いします(友の会への直接の電話連絡はできません)
博物館の行事は、直接、博物館に連絡をお願いします。

友の会の活動についての質問や参加の申し込みは必ず友の会の指定のフォームからするようにお願いします。また、埼玉県立歴史と民俗の博物館(以下博物館)自体が行う講演会や見学会については博物館の規定に従って連絡をしてください。

友の会への連絡フォーム]

 ◆開催した行事の報告◆

  • 2024(令和6)-07-07(日) 円空仏研究会
  • 2024(令和6)-08-04(日) 古代文化を考える会
  • 2024(令和6)-08-07(水) プレミアム講座
 ◆今後の予定◆(それぞれの規定にしたがってご応募ください)
  • 2024(令和6)-08-23(金) まち歩きクラブ
  • 2024(令和6)-09-01(日) 講演会(災害記憶遺産 ~水神、漂着神信仰、人柱伝承を読み解く)
  • 2024(令和6)-09-28(土) 古道探索倶楽部
  • 2024(令和6)-10-25(金) まち歩きクラブ
  • (予定)2024(令和6)-11-03(日) 講演会(総代官・大久保長安)
  • (予定)2024(令和6)-11-23(土・祝) 見学会(坂戸・東松山・吉見)

◆イベント案内◆ (規定にしたがってご応募ください)

* 情報は更新される可能性があります(イベントの募集終了・延期・中止など)。
* 実際の申し込みはこちらのリンクからお願いします →[ホームページのイベント案内]。

【区分】

■ 主催講演会 ■

【テーマ】

災害記憶遺産 ~水神、漂着神信仰、人柱伝承を読み解く

【講師】板垣時夫 氏(さいたま民俗文化研究所主席研究員)
【詳細】 民俗研究者である板垣先生は、2023年に水にまつわる信仰や伝承を『水と暮らしの信仰―川を巡る民俗文化』(埼玉新聞社発行)としてまとめられました。 近年、自然災害が多発しています。埼玉県でも水害被害が心配されています。災害基本法改正では東日本大地震の教訓から災害記憶遺産、災害記憶伝承の重要性があげられています。 板垣先生が長年調査研究をされています水神、漂着神信仰、人柱伝承も先人たちからの自然災害に対するメッセージなのです。講演ではそれぞれの事例を交えながら解説していただきます。 講演会当日は折しも「防災の日」にあたります。
【日時】2024(令和6)年9月1日(日)13時30分~15時(開場13時)
【場所】埼玉県立歴史と民俗の博物館・講堂(東武アーバンパークライン=東武野田線=大宮公園駅下車)
【参加費】会員:500円 非会員:600円
【申込】 ① 友の会ホームページの申込専用フォームより (8月25日締切)
[申込フォーム]
②往復はがきに、会員番号・氏名・住所・電話番号・イベント名を明記、返信面にも住所・氏名を記入し、「〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会」へ。当日は返信葉書をお持ちください。

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【区分】

■ 古道探索倶楽部 ■

【概要】第42回古道を訪ねて 中山道を行く(第7回)
【日時】2024年9月28日(土) 集合9時30分~解散15時30分頃
【集合】JR高崎線 吹上駅改札口周辺 9時30分
【行程】JR吹上駅―東曜寺―吹上神社―白井権八延命地蔵―熊谷堤決壊の跡碑―行田駅  ―久下神社―東竹院―元荒川ムサシトミヨ生息地―JR熊谷駅
【その他】歩行距離は約9㎞、史跡巡りを入れると10㎞です。弁当と飲み物は必ず事前にご用意願います。雨具もお忘れなく。
【費用】資料代等・参加費500円
【申込】 [ 申込フォーム]
8月10日より受付開始、先着30名様で締め切らせていただきます(可否は連絡いたします)。
①友の会ホームページより申し込み
②普通葉書に氏名・住所・ 会員番号・電話番号(ご自宅・携帯とも)を明記して〒330-0073 さいたま市浦和区元町3-32-25-202 寺内慎一宛
【問合】前日まで寺内 090-1545-2848 当日小俣(おまた)090-3436-9017

【区分】

■ まち歩きクラブ ■

【内容】

飯能の街めぐりと飯能渓谷

【概要】 「西川材」で知られる豊かな森林を中心とした林業の中心地だった飯能は明治以降は絹織物でも栄えました。古い歴史と伝統を残しながら、市内のあちこちに大正時代から昭和期までの建物が点在し、今ではそのメトロモダンな街並みが人気になっています。散策しながら歴史建築群を楽しみ、旧跡(諏訪八幡神社、観音寺、智観寺、中山家範館跡)も訪問します。また市内の中央には入間川(この地では名栗川)が流れ、広々とした飯能河原は上流で渓谷美の吾妻峡となり、付近の山々とともにハイキングの中心にもなっています。(飯能駅観光案内所に詳細な『駅からMAP』が置いてあります)
【その他・注意点】 今回は西武池袋線の「西武飯能駅」とJR八高線の「東飯能駅」の2カ所に分かれて集まり、両駅中央の駅前通りで集合します。一部ですが、川を渡る軽いハイキング行程もあります。市内の道路が狭いこととハイキング行程の参加有無ため途中で2グループに分かれての行動を予定しています(集合後に決めます)
【行程】 西武線飯能駅/八高線東飯能駅→駅前通で再集合→(2グルー分けを行い、飯能市内歩きを行う)→飯能河原(食事・休憩)→上流への川辺歩き→八耳堂(太子堂)・軍太利神社→吾妻峡→飯能市立博物館→西武飯能駅・東飯能駅
【日時】2024年(令和6年)10月25日(金) 10時~15時頃(雨天中止)
【集合】午前10時 ①JR八高線・東飯能駅 改札前集合 ②西武池袋線・飯能駅 改札前集合
*通信欄に集合駅を「東飯能集合」または「飯能集合」と記入してください。(大宮駅からは東飯能駅のほうが近いと思います)
【費用】交通費は各自負担。保険と参加費用:300円
【申込】 [申込フォーム]
【問合せ】090-1990-4807 つくい

【区分】

■ まち歩きクラブ ■

【内容】

迎賓館参観と赤坂散歩(注意事項あり)

【概要】 港区赤坂にある「迎賓館赤坂離宮」は外国からの賓客(国王や首脳など)が訪れた際に会談やおもてなしの場として使われる日本国の施設ですが、東京23区内にあるものとしては唯一の国宝建築でもあります。噴水や正門なども国宝で、明治期の日本における建築美と造園・造形技術の結集を感じることができる場所でもあります。
いわゆる迎賓館として一般にイメージするのは正門から鳳凰が羽を広げたように横に広がる宮廷建築の本館です。地上2階、地下1階建ての造りで、延床面積は約1万5000㎡という広大な建物。一般参観では、現在も首脳会談やおもてなしの場として使用されている4つの部屋を中心に見学ができます。
この地は、江戸時代には紀州徳川家の江戸中屋敷があり、明治に入って皇室に献上され、明治6年(1873)に皇居が火災に遭ったことに伴い、以降16年間にわたって明治天皇の仮皇居が置かれました。そして、その後に皇太子(後の大正天皇)の東宮御所(皇太子のお住まい)が建てられる計画が起こり、明治32年(1899)から約10年をかけて日本初の本格的な西洋風宮殿が建設されました。現在のような国の迎賓施設になったのは太平洋戦争後のことで、昭和49年(1974)には本館の改修と和風別館の新築が行われ、現在の形になっています。
この迎賓館は(国賓施設として使用していない場合には)一般参観ができます。参観できる場所は「迎賓館本館」と「庭園」「和風別館」という3つの場所です。晩餐会や茶会などの贅を尽くしたおもてなしが行われるのは「和風別館」で、この見学は職員によるガイドツアー方式となっており事前予約が必要です。今回は①「迎賓館本館」と「庭園」②「和風別館」、「迎賓館本館」、「庭園」の2つのコースの参観を予定しています。「和風別館」は20名で予約する予定なので、都合により参観できないことがあります。またこの「和風別館」を含む参観費用は2000円で、まとめて支払います。②「迎賓館本館」と「庭園」のみは1500円で、個人参加という形式で、各自でお支払いお願いします。
【その他・注意点】 「和風別館」の参観には事前予約が必要ですが、この予約は約一か月前でないと申請できないため、人数および日時の正確な設定ができません。そのため今回、「和風別館」の参観は20名の限定とさせていただき、7月になり、予定が確定した段階であらためて連絡をさしあげます。「迎賓館本館」と「庭園」は個人参観となり制限はありません。なお、参観時には空港並みの所持品検査があります。建物内装なども触れることができません。大きい荷物は持たないほうがよいと思います。
【行程】 四ツ谷駅→土手公園→ニューオータニ庭園→弁慶橋→赤坂見附(この付近で食事・休憩)→清水谷公園→四ツ谷駅→迎賓館参観→四ツ谷駅(解散)
【日時】2024年(令和6年)8月23日(金) 10時30分~15時頃(基本的に雨天時も開催します)
【集合】午前10時30分 JR中央線・四ツ谷駅 四谷口改札前集合
【費用】交通費は各自負担。保険と参加費用:300円(迎賓館参観費用1500円/2000円)
【申込】 申込受付は終了しました。
【問合せ】090-1990-4807 つくい

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会報「JUNO」に掲載する投稿(記事や写真)を募集します。
記事は1000~1500文字程度、写真はJPEG等の画像ファイルで、添付あるいはEメールで直接お送りください。写真のみの場合も文字での若干の説明はお願いします。内容は友の会会報にふさわしいものであれば自由ですが、常任委員会で掲載を判断します。
 ・送り先:筑井(pu8n-tki@asahi-net.or.jp)

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